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2017年、遅ればせながらルリアとリンクして伝説の島イスタルシアへ旅立ったアキラです!
収納家具専門店に入社して2年目の収納プランナー。結婚も2年目で、公私ともにノリノリで怖いもの知らず身のほど知らず。
総武線快速を駆って、銀座のショップに通っています。最近の愛読書は「片づけの解剖図鑑」。お片づけの方法を説くのではなく、生活行動と住空間との関連の中で収納を解く本格派。わたくしが目指すのも、そんな本格派の収納プランナーです。

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そんなわたくしアキラは、一大プロジェクトのメンバーに抜擢されました。
収納プランからの発想でマンションのリノベーションプランを提案するというプロジェクト。アキラは収納リノベーションの任務を背負った、特命プランナーとなったのです。矢鱈めったらメラメラです。

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そんなわけで、モデルプラン案を考える日々を送っています。
考える、話し合う、図面を起こす、現場で検証する、ちょっと修正する、ドバッとやり直す。そんな状況が連続し、プランニングハイともいうべき高揚感に浸っています。
オーバーヒートを引き起こさないように、ルリアとの旅を日常のオアシスとして機能させ、1日1クエストの旅が日課となっています。

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本日は、リビングルームのプランを描いてみました。床にタイルを使い、壁一面に美しさと機能性を一体にした壁面収納を設置します。
自信に満ちたこの案を、同じくこのプロジェクトの特命を受けた後輩のCさんに「どうかな」と、見せたところ、

「素敵な壁面収納プラン、さすがアキラ先輩ですね。と言いたいところですが、このプランのどこがリノベーションなのかという観点から評価するとイマイチじゃありませんか。リニューアルでもリフォームでもなく、われわれが目指すのはリノベーションなのですから。大丈夫、先輩はできる子です。もっと先輩らしいプランを期待してますよ、先輩!」

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かっぴーん。先輩を連呼しながら口調こそ後輩キャラ的な話し方で性格も表情もやんわりしているのに、ホンネ丸出しの完全ダメ出し。しかし、まったく正論、紅茶はセイロン。アイスでお願いします。ここはクールダウンのタイミングです。

そんなわけで、帰りの総武線ではスマホを手にグラブります。しかし、カタリナさんが示唆に満ちたセリフを語りかけてくれても、そこに収納リノベーションのクエストを解く鍵はありません。そうだ、この旅を一時中断してでも、収納リノベーションの特命を遂行しなければならないのだ! そんな思いを胸に刻んで、そめちゃんこと愛しの奥さんが待つ自宅へ向かうのであった。〈後編〉へつづく

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